屋根に登ると360°の視界を楽しめる 金属防水工法「スカイプロムナールーフ」

世界中から観光客が押し寄せる、開館にあわせて早めにゲートへ。
左右にお土産屋さんが軒を連ねるが、内部を人ごみ避けて見学したいために、見向きをせずに緩やかな登り道、階段へ・・・
一千年前につくられた階段を歴史の重みを感じながら登る。

サン・マロ湾に浮かぶ修道院モン・サン・ミッシェルへ、高速道路から一般道路へ入ると
車であと１０ｋｍほどの所からうっすらと姿を現す。

グリーンフイルドを入れた最高の撮影スポットである。1979年にユネスコの世界遺産にも選ばれ世界中からたくさんの観光客が訪れる。

早朝一番乗りを目指して向かったが10年前と違って、モン・サン・ミッシェルのすぐ横の駐車場には入れず、５ｋｍほど離れた駐車場に止めなければならなくなっていた。

それでも、開場前にチケットブースの数人の列に並ぶことができた。
モン・サン・ミッシェルはなんといっても、数百メートル離れたところから見る湾に浮かぶ外観が圧倒的にすばらしいところ。

モン・サン・ミッシェル地域はヨーロッパの中でも潮の満ち引きが激しく、訪れる時期によって全く違った姿がのぞめるので今回はまた別の雰囲気にて見学することができた。

















以前は、ここに駐車することができ、潮の干潮に注意するようにと看板が掲示してあった。

聖堂を見て回っていると、全体をゴシック様式の基調とし正面の丸窓には十字架を模した四葉の意匠、尖塔状の鐘付きには三葉アーチが印象に残る。

キリスト教の概念の１つである三位一体を表現しているとのことである。

中に入って、正面にある祭壇そして次に目を向けるのは、天井である。

様々な幾何学にてつくりあげた小屋組み、そこに描かれた絵画など美しさに見とれてしまう。
ここＣＡＥＮにある聖堂もそれぞれ特徴あるつくり。

心の中では屋根のつくりを実際に上って見学してみたいのだが、天井を眺めながら複雑な屋根納めを想像する事も楽しみの一つである。

CAENの街を眺めると、鐘楼があちらこちらに見える、聖堂の多いところである。

ウィリアム1世はいとこフランドルのマティルダとの結婚を改悛するため、街にふたつの修道院を建設させた。
1063年に完成された男子修道院は聖エティエンヌ（ステファノ）に、1060年に完成された女子修道院は聖ジルに献堂された。両修道院は後に廃止され、建物は、現在それぞれ、市庁舎と地域圏議会議事堂として使用されている。

フランスを旅して、パリ以外にもたくさんの歴史的建造物を観ることができる。

第二次世界大戦の終盤、ノルマンディー上陸作戦ののち、カーンは激戦地となり、街は聖堂と病院を残し灰燼と帰した。

CAENのづンタウン、歩行者天国の道の両側にショップが並びぶ。
中でもひときわ目についたのが、歴史を物語る建物のショップである。
聖堂にほど近く、現代建築の建物の間に誇らしげに建っている。

Furniture & Decoration 家具と装飾 Pillows 枕 Curtains カーテン Sheers 薄物 Linens リンネル類 などを販売している素敵なお店「MADURA」へ入る。
二階へ案内されて、百数十年経つ部屋の内部を見せていただいた。
親切なマルカンの方に勧められて、ついついお財布のひもが緩む。